クリント・イーストウッド監督・主演の「許されざる者」のリメイク。国産バージョン。
タイトルもまんま同じです。
舞台は明治時代の北海道。
渡辺謙演じる主人公は幕府軍の残党で、かつてはキリシタン皆殺しなど、非情な「人斬り十兵衛」と恐れられた釜田十兵衛。
刀は棄てたはずだったけれど、昔の仲間(柄本明)が賞金首の話を持ってやって来ます。
客に顔を切られた女郎(忽那汐里)が、自分たちで貯めた金を賞金に敵を討ってほしいという。
妻亡き後の子供二人を抱えた貧しい暮らしの中で、十兵衛は再び刀を携え、生活のため、子供たちのため、賞金首をしとめるための旅に出ます。
この女郎たちの暮らす町は、だいぶエキセントリックでドSな警察署長(佐藤浩市)が牛耳っています。
佐藤浩市は猛烈にイヤなやつでしたね!
これでは誰に命を狙われてもおかしくありません。
渡辺謙の十兵衛は終盤までほとんど腑抜けチックで、話も冗長で中だるみっぽく、やれ酒は辞めただ、人は切らないだ、グジグジグジグジ。
もーーー!大丈夫なのーーー?! と心配になりました。
最初に観た時は途中でいつのまにか寝ました。
江戸から明治への移行ということで、刀も銃も火縄銃まで同時に存在していた時代。
そして意味無く虐げられているアイヌ。
イヤですねー、後から来たくせに先住民をないがしろにして!
そういえば!
柄本明と渡辺謙の賞金狙いチームに、途中で薄汚い男が合流してくるのですが、これがあの柳楽優弥だったのにはびっくりしました。
誰も知らない [DVD]
で、2回目はお目目パッチりで寝ることもなく最後まで観れたのですが、面白かったのは確かだけど言われるほど“最高傑作”というほどでは無かったです。個人的には。
クリント・イーストウッドバージョンとは別物、と思えば、あそこがあーだ、ここがこーだという文句は無いでしょう。
小池栄子と忽那汐里はなかなか良かったです。
トータル的には面白かったけど、映画館で2時間以上だと、最近のわたしは途中でトイレに行かずにはいられないので、イイトコ見逃しそうだなと思いました。
年のせいか脂肪のせいか病なのか、トイレ2時間がまんできない。
今回も「TSUTAYA DISCAS(ツタヤディスカス)」定額8でレンタルしました。
定額8コースで、月に新作8枚・旧作借り放題なんだけど、居眠りの繰り返しでサクサク観てサクサク返却出来て無い!(1回のやり取りは2枚)
翌日繰り越しが8枚まで出来るので、今月も新作16枚借りられるから急がなきゃ―――!
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