長男のすすめで90歳から詩作を始め、98歳で初の詩集『くじけないで』を出版した柴田トヨさんが、おととい平成25年1月20日に亡くなりました。
老衰だったそうです。101歳でした。
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柴田トヨさんは1911年(明治44年)栃木県栃木市生まれ。
一人息子の勧めで書きためた詩を、2009年(平成21年)10月に最初は自費出版しました。
その後出版社に見いだされ、内容を追加・装丁を変更して再出版へ。
それがこちらの「くじけないで」です。
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老いの日々・息子への思いなどを綴り、150万部のベストセラーになったそうです。
その後、2011年(平成23年)9月には、満100歳を迎えたことを記念して第2詩集「百歳」を出版。
同年3月11日に起こった、東日本大震災の被災者に寄り添った作品「被災者の皆様に」「被災地のあなたに」も収録されているそうです。
その他にも…
「夢は平等に見られる 人生いつだってこれから 朝はかならずやってくる」
「倅に/何かつれえことがあったら/かあちゃんを 思い出せ・・・」
「出来ないからって/いじけてはダメ……さあ 立ち上がって/何かをつかむのよ/悔いを/残さないために」
「私 本当は と 一行書いて 涙があふれた」
合掌。
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