22日(2013年9月)のお昼にTV朝日系列で「たけしの富士山大研究 大噴火20××」を見ました。
日ごろ地震や噴火の事をビクビクと気にしている私としては、こういった物を見逃すわけにはいきません。
あと自然災害系のパニック映画とか、隕石落ちてきそうなやつとか全般。
「たけしの富士山大研究 大噴火20××」出演は火山学者の鎌田浩毅京大教授。
・「もし富士山が噴火したら」
・「富士山噴火 ハザードマップで読み解く「Xデー」」
などの著書があります。
実は日本最大級の活火山である富士山ですが、様々なタイプの噴火を繰り返す「噴火のデパート」だといいます。
300年前の噴火を最後に沈黙しているわけですが、300年前の「宝永噴火」では、江戸の町まで火山灰が達したそうです。
我が家は横浜なので、江戸より富士山寄りなので完全にアウト。
昔の文献には、戸塚あたりも降灰があったという記録が残っているのだとか。
●富士山が噴火して大規模に火山灰が降った時すべきこと
①外出しない
どうしてもせざるを得ない時は、目・鼻・口を守る。
防塵マスク・ゴーグルなどを使用する。
②家に灰を入れない
湿ったタオル等でドアの隙間をふさぎ、家の中に入らないようにする。
外から帰ったら外で払って家に持ち込まない。
③NTT災害伝言ダイヤルの利用
被災地に電話が集中して、繋がりにくくなることは何度もありました。
そんなときには災害伝言ダイヤルを使って、安否を確認します
<録音する時> 177 → 1 → 自宅TELNo.
<再生する時> 177 → 2 → 自宅TELNo.
④非常時を想定、備蓄をする。
宝永噴火の時は10日間も火山灰が降り注いだといいます。
たった1日数センチの雪でマヒする首都圏の交通網。降灰が起こったら高速道路・鉄道・空の便は封鎖され、被災地は分断されてしまいます。備えを!
例えば水なら一人最低1日2リットル×7日分
食料1週間分
トイレットペーパー1人3個
⑤冷蔵庫の中身から食べていく。
火力発電が降灰で動かせなくなった時に停電が起こります。
サンドイッチにするなどしてそのまま食べたり、皿を使う時はラップを巻いて使用すると洗い物が出なくて良いです。
降灰により浄水場が詰まり、断水の恐れもあるからです。
⑥明りを用意しておく。
停電に備えて懐中電灯やろうそくなどのあかりを用意しておくのはもちろんですが、非常時にランプになる食材がありました。
未開封のツナ缶に穴を開け、凧糸などをこより状にしたものを穴に差し込み火をつけます。こよりが油を吸って臨時のランプに。
ツナ缶の中身ももちろん食べられます。
火山灰が厄介なのは、ただの灰ではなくガラス質を含んだ物体のため、呼吸器や目を傷つけたり、ありとあらゆるものを詰まらせたりします。
雪と違って、時間が経っても溶けて無くなることが無いのでたまる一方。非常に面倒なことになりそうです。
そんな火山灰が日常の、桜島周辺の人たちはスゴイですね~。
今のうちに極意など盗んでおき、用意しておけるものは準備しようと思いました。
いざとなったら物流も途絶えるわけですからね!
私の中で、今一番早く用意しなければいけないものになったのは「防塵マスク」です。
次がゴーグルと雨合羽かな。
防塵マスクは花粉にも有効みたいですが、気密性が高く息苦しかったり暑かったりするようです。
ちょっと大げさすぎるデザインのものもありますね!
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