日本近海で獲れる魚が減っているらしい。
マイワシ・マサバ・マアジ…、特に大きく減っているのはマイワシとマサバ。
その量は、1989年に250万tの漁獲高だったマイワシは2010年には7万tに。
同じく1978年に140万tだったマサバは12万tに激減しているといいます。
その理由は、世界の人口が増え、魚を食べる人や国が増えてきたこと。
そして、魚を獲り過ぎてしまっていること。
「いる魚は全部獲っちまえ~!ヒャッホー」 という気持ちは分かりますが、そうすると魚が全然いなくなるのは当然と言えば当然です。
魚は次々生まれるので、獲り過ぎさえしなければ、ずっと食べ続けることはできるそうなんです。
そこで、
獲る魚の量をちゃんと守っている、
海の環境を乱さない獲り方をしている、
そんな漁業を証明する制度がMSC(海洋管理協議会)認証。
認証された漁業で獲られた水産物に付けられるのが、海のエコラベル「MSCラベル」なのです。
アマンダ スモークコッドレバー(たら レバー 燻製オイル漬け)120g(MSC)
青いラベルがMSCマークです。
現在世界の天然水産物のおよそ8%が、MSC認証漁業で獲られているそうです。
わずか8%…。
その中でもオランダのスーパーマーケットでは、MSCラベルの付いた魚の割合は7割以上にもなっていると言います。
欧米と比べると日本では、MSCラベルのついた魚はまだまだ少ないですね。
しかし2007年にはわずか14品目だった製品は、2012年10月時点では
200品目まで増えてきました。
我々消費者が、MSCマークの付いた魚類を購入することが、海の環境を守ることにも少なからず繋がると思います。
わが家でも利用している生協の個別宅配でも、MSC認証商品を時々見かけます。
たらこ・明太子・紅鮭などですね。
(わが家では「おうちコープ」です。⇒生協の宅配「コープデリ」・「おうちコープ」)
実店舗でもMSC認証商品は置いてあると思いますので、これから先お買い物の際は、MSCラベルに注意してみたいですね。
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